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Fpsrvadm


Fpsrvadm

 

Install コマンド

指定した管理者名とパスワードを使って、FrontPage Server Extensions を仮想サーバーの指定したポートにインストールします。WebName が指定されているときは、Server Extensions は名前を付けたサブ Web にインストールされます。Web の名前が指定されていないときは、指定した仮想サーバーのルート Web にインストールされます。website および msiis 以外の種類のサーバーについては、サーバー設定ファイルを指定する必要があります。

構文

fpsrvadm.exe -o install -p nnnn -m HostName -u UserName -pw password
    -t ServerType [-s ServerConfigFile] [ -xu UNIXUserName]
    [ -xg UNIXGroupName] [ -n yes]

IIS

IIS Web サーバーが稼動している Windows NT に Server Extensions をインストールするには、次の引数を使用します。

fpsrvadm.exe -o install -t msiis -p 80 -m sample.microsoft.com -u AdminAccount

パスワード引数は必要ありません。IIS では、アカウントのパスワードが FrontPage の Web サーバーや管理ツールではなく、Windows NT アカウント リストの管理ツールで指定されるからです。

UNIX

-xu 引数を指定しているときは、Web のコンテンツと、FrontPage Server Extensions スタブ プログラムの所有権が UNIXUserName に変更 (chown) されます。

-xg 引数を指定しているときは、Web のコンテンツと FrontPage Server Extensions スタブ プログラムの所有権が UNIXGroupName に変更 (chown) されます。-xg 引数なしで、-xu 引数を使用できることに注意してください。

-xu または -xg のどちらかが指定されているとき、Server Extensions スタブ プログラムには、任意のユーザー名とグループ名に設定されたセット ユーザー ID を持つ読み取り/書き込みアクセス権が設定されます。Web コンテンツのファイルではなく、Server Extensions スタブ プログラムだけに chmod を使用 (アクセス制限を変更) できることに注意してください。

-xu または -xg のどちらかが指定されているときに、[-nyes] 引数を使用すると、コンテンツ ファイルではなく、FrontPage が作成したディレクトリと Server Extensions スタブ プログラムだけが変更されます。

FrontPage Apache パッチ

FrontPage Apache パッチをあてた Apache Web サーバーに Server Extensions をインストールするには、次のコマンド ラインを使用します。

fpsrvadm.exe -o install -t apache-fp -s /usr/local/apache/conf/httpd.conf
   -p 80 -m sample.microsoft.com -u AdminAccount -pw AdminPassword -xu www -xg www

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Upgrade コマンド

仮想サーバー HostName のポート nnnn にある FrontPage Server Extensions をアップグレードします。Server Extensions は指定した仮想サーバーのルート Web にアップグレードされ、ルート Web のサブ Web もすべてアップグレードされます。

構文

fpsrvadm.exe -o upgrade -p nnnn -m HostName
    [ -xu UNIXUserName] [ -xg UNIXGroupName] [ -n yes]

UNIX

-xu -xg が指定されているときは、Web のコンテンツだけでなく、FrontPage によって作成されたディレクトリと Server Extensions ファイルが UNIXUserNameUNIXGroupName に変更 (chown および chmod) されます。-n 引数を使用すると、FrontPage によって作成されたディレクトリと Server Extensions ファイルだけが変更 (chown および chmod) されます。

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Uninstall コマンド

仮想サーバー HostName のポート nnnn にある FrontPage Server Extensions をアンインストールします。この処理では、ルート Web の下にあるすべてのサブ Web からも Server Extensions がアンインストールされます。

構文

fpsrvadm.exe -o uninstall -p nnnn -m HostName

メモ

FrontPage Server Extensions をアンインストールしてもコンテンツは削除されません。Server Extensions のプログラムとアクセサリの Server Extensions ファイルだけが削除されます。

この処理では、Server Extensions を再インストールしたときに各 Web を前の状態に戻すために必要な FrontPage メタ情報が、Web のコンテンツ領域に残されます。たとえば、Server Extensions をアンインストールしたときに存在したサブ Web は、Server Extensions を再インストールすると復元されます。

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Fulluninstall コマンド

仮想サーバー HostName のポート nnnn にある FrontPage Server Extensions をアンインストールします。この作業では、ルート Web の下にあるすべてのサブ Web も削除されます。

構文

fpsrvadm.exe -o fulluninstall -p nnnn -m HostName

メモ

指定のポートと仮想サーバーにある Server Extensions をアンインストールします。ルート Web にサブ Web がある場合は、サブ Web の FrontPage Server Extensions もアンインストールされます。Uninstall コマンドとは異なり、このコマンドでは、Web のコンテンツ領域に FrontPage に関する情報が残りません。仮想サーバーで Fulluninstall を使用した後は、FrontPage Server Extensions を再インストールしても、サブ Web は自動的に復元されません。

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Create コマンド

既存の FrontPage 拡張 Web の特定のディレクトリに FrontPage 拡張サブ Web を作成します。

構文

fpsrvadm.exe -o create -p nnnn -m HostName -w WebName [-u UserName] [-pw password]
 [ -xu UNIXUserName] [ -xg UNIXGroupName] [ -n yes] 

メモ

WebName には、コンテンツ領域のルート ディレクトリから、作成するサブ Web へのパスを指定します。IIS サーバーでは、-pw password 引数は必要ありません。

UserNamepassword が空白のときは、新しいサブ Web のセキュリティ設定はルート Web から継承されます。これらの引数が空白でないときは、新しいサブ Web には UserNamepassword に基づいて初期管理者アカウントを持つ一意の権限が設定されます。

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Merge コマンド

指定のサブ Web とその下位にあるすべてのサブ Web の Server Extensons をアンインストールします。この作業では、サブ Web を親の FrontPage 拡張 Web のフォルダに変換します。

構文

fpsrvadm.exe -o merge -w WebName -p nnnn -m HostName

メモ

WebName については、コンテンツ領域のルート ディレクトリから、結合するサブ Web へのパスを指定します。

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Check コマンド

仮想サーバー HostName のポート nnnn にインストールされている FrontPage Server Extensions のチェックおよび修復を行います。WebName を指定したときは、指定したサブ Web の Server Extensions がチェックされます。指定しないときは、指定の仮想サーバーのルート Web にある Server Extensions がチェックされます。チェック対象の Web にサブ Web があるときは、サブ Web もチェックされます。

FrontPage Server Extensions は、次の項目をチェックします。

  • FrontPage Server Extensions の DLL または実行可能ファイルの権限をチェックします。
  • _vti_bin、_vti_pvt、_vti_log、および FrontPage で作成されたその他のディレクトリが存在し、正しい権限が設定されていることを確認します。
  • サーバーの仮想ルートに間違いがなく、最新のものになっていることを確認します。
  • メタベース設定が正しく、最新のものになっていることを確認します。メタベースは IIS 構成設定を格納する構造体です。
  • _vti_bin スタブ DLL または実行可能ファイルが破損していないことを確認します。
  • スタブではない Server Extensions DLL または実行可能ファイルが破損していないことを確認します。

構文

fpsrvadm.exe -o check -p nnnn -m HostName [ -w WebName ]

メモ

Server Extensions のチェックによって、FrontPage で作成されたディレクトリおよびファイルのうち、失われたものが置き換わります。また、Frontpage で作成されたすべての実行可能ファイルが存在し、正しい権限が設定されていることを確認します。

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Security コマンド

指定のユーザー名とパスワードで、指定の仮想サーバーとポートにある FrontPage 拡張 Web WebName に FrontPage 拡張 Web 権限を設定します。WebName がルート Web である場合は、スラッシュ (/) を使って指定します。

構文

fpsrvadm.exe -o security -p nnnn -m HostName -w WebName
    -a AccessType -u UserName -pw password [-i IPAddress]

メモ

管理者を追加するには、アクセス権 administrators を指定します。作成者を追加するには、アクセス権 authors を指定します。ユーザーを追加するには、アクセス権 users を指定します。ユーザー、管理者、および作成者の FrontPage 拡張 Web 権限を削除するには、アクセス権 remove を指定します。特定のアカウントに割り当てられている権限をダウングレードするには、そのアカウントを削除し、新しいレベルの権限で追加し直します。

オプションの -i 引数を使い、クライアント コンピュータの IP アドレスに基づいて、作成者、管理者、またはユーザーのアクセスを制限します。IP アドレスの 4 つのセクションのどこにでも、アスタリスク (*) をワイルドカード文字として使用できます。たとえば、IP アドレス マスク 157.*.*.* は、157 で始まる IP アドレスを指定します。FrontPage Server Extensions がサポートしているサーバーでも、IP アドレス制限をサポートしていないことがあることに注意してください。

IIS

Microsoft IIS サーバーでは、ユーザー名に Windows NT アカウントを使用しなければなりません。パスワードは入力しても無視されます。

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Chown コマンド

UNIX でのみ使用できます。Web コンテンツと、FrontPage が作成したディレクトリおよび Server Extensions スタブ プログラムの所有権を変更します。 chown コマンドは、FrontPage 拡張 Web の Server Extensions 実行可能ファイルにセット ユーザー ID を設定します。このコマンドを使ってセキュリティを強化してください。

構文

fpsrvadm.exe -o chown -p nnnn -m HostName [ -w WebName ]
    [ -xu UNIXUserName] [ -xg UNIXGroupName] [ -n yes]

UNIX

WebName が指定されているときは、Server Extensions は指定のサブ Web で chown されます。指定されていないときは、ルート Web で chown されます。

-xu が指定されているときは、FrontPage 拡張 Web のコンテンツと FrontPage Server Extensions スタブ プログラムが UNIXUserName に chown されます。

-xg が指定されているときは、FrontPage 拡張 Web のコンテンツと FrontPage Server Extensions スタブ プログラムが、グループ UNIXGroupName に chown されます。

-xu または -xg のどちらかが指定されているときは、Server Extensions スタブ プログラムに、任意のユーザー名とグループ名に設定されたセット ユーザー ID を持つ、読み取り/実行アクセス権が設定されます。Web のコンテンツ ファイルではなく、スタブ プログラムだけが chmod されることに注意してください。

-n 引数は、コンテンツ ファイルではなく、FrontPage によって作成されたディレクトリと Server Extensions スタブ プログラムだけを chown するように指定します。

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Enable コマンド

仮想サーバー HostName のポート nnnn にある FrontPage クライアントを使用した FrontPage 拡張 Web の作成と管理を有効にします。

構文

fpsrvadm.exe -o enable -p nnnn -m HostName 

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Disable コマンド

仮想サーバー HostName のポート nnnn にある FrontPage クライアントを使用した FrontPage 拡張 Web の作成と管理を無効にします。

構文

fpsrvadm.exe -o disable -p nnnn -m HostName

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Recalc コマンド

FrontPage ベースのコンテンツ データベースを Web の現在の状態に同期させます。指定した仮想サーバーとポートにある指定の FrontPage 拡張 Web のすべての内部ハイパーリンクを更新および修復します。このコマンドを実行すると、ページ挿入コンポーネントによりページがもう一度挿入され、その他のコンポーネント (検索フォームやナビゲーション バーなど) が更新されます。また、共有枠を使用しているページには共有枠がもう一度適用され、FrontPage ベースのフォーム ハンドラ結果ページの権限が再設定されます。さらに、カテゴリのインデックスが更新され、テキスト インデックスが更新されます。

構文

fpsrvadm.exe -o recalc -p nnnn -m HostName -w WebName

メモ

WebName がルート Web のときは、スラッシュ(/) を使って指定します。

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Putfile コマンド

filename ファイルを destination ファイルとして、指定の仮想サーバーとポートにある FrontPage 拡張 Web WebName にインポートします。

構文

fpsrvadm.exe -o putfile -p nnnn -m HostName -w WebName
    -f filename -d destination

メモ

destination 引数には、Web の最上位フォルダとの相対位置で、発行先ファイルの URL を指定します。WebName がルート Web のときは、スラッシュ (/) を使って指定します。

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Recalcfile コマンド

指定した仮想サーバーとポートにある FrontPage 拡張 Web WebName の指定の URL destination で、すべての内部ハイパーリンクを更新および修復します。このコマンドを実行すると、ページ挿入コンポーネントによりページがもう一度挿入され、テキスト インデックスが更新されます。

構文

fpsrvadm.exe -o recalcfile -p nnnn -m HostName -w WebName
    -d destination

メモ

destination 引数には、Web の最上位フォルダとの相対位置で、発行先ファイルの URL を指定します。WebName がルート Web のときは、スラッシュ (/) を使って指定します。

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Delete コマンド

指定の仮想サーバーとポートにあるサブ Web WebName を削除します。このコマンドではルート Web を削除できません。ルート Web の削除には、Uninstall コマンドを使います。

このコマンドでは、指定のサブ Web のサブ Web を含むすべてのコンテンツが削除されます。

構文

fpsrvadm.exe -o delete -p nnnn -w WebName [-m HostName]

UNIX

これは NCSA、Stronghold、および Apache Web サーバーのサブ Web を削除する唯一の方法です。FrontPage クライアントを使ってこれらのサーバーにあるサブ Web を削除することはできません。

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Rename コマンド

指定した仮想サーバーとポートにあるサブ Web WebNameの名前を、新しい Web 名の destination に変更します。

構文

fpsrvadm.exe -o rename -p nnnn -w WebName -d destination [-m HostName]

UNIX では

これは NCSA、Stronghold、および Apache Web サーバーのサブ Web の名前を変更する唯一の方法です。FrontPage クライアントを使ってこれらのサーバーにあるサブ Web の名前を変更することはできません。

メモ

destination 引数には、ルート Web との相対位置で、サブ Web の新しい URL を指定します。

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Setdirexec コマンド

指定の仮想サーバーとポートにある FrontPage 拡張 Web WebName のディレクトリ destination に、実行可能ファイルを格納できるように指定します。

構文

fpsrvadm.exe -o setdirexec -p nnnn -w WebName -d destination
        [-m HostName]

UNIX

これは NCSA、Stronghold、および Apache Web サーバーで実行可能ディレクトリを作成する唯一の方法です。FrontPage クライアントを使ってこれらのサーバーで実行可能ディレクトリを作成することはできません。

メモ

destination 引数には、Web の最上位フォルダとの相対位置で、発行先フォルダの URL を指定します。WebName がルート Web であるときは、スラッシュを使って (/) 指定します。

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Setdirnoexec コマンド

指定の仮想サーバーとポートにある FrontPage 拡張 Web WebName のディレクトリ destination に、実行可能ファイルを格納できないように指定します。

構文

fpsrvadm.exe -o setdirnoexec -p nnnn -w WebName -d destination
        [-m HostName]

UNIX

これは NCSA、Stronghold、および Apache Web サーバーで実行不可能なディレクトリを作成する唯一の方法です。FrontPage クライアントを使ってこれらのサーバーで実行不可能なディレクトリを作成することはできません。

メモ

destination 引数には、Web の最上位フォルダとの相対位置で 発行先フォルダの URL を指定します。WebName がルート Web のときは、スラッシュ (/) を使って指定します。

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  最終更新日 : 1999 年 4 月
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